優柔不断の弱み
ちょっとコロナとかビザのこととかで余裕なくかなり間が空いてしまいました。
というか、もうケビンのことお腹いっぱいだなぁ…ブツブツ
では、一応これの続きです。
evergreen-followmyheart.hatenablog.com
部屋に直行した私はアリーに部屋に来てもらい、状況説明。
話しながら震えが止まらなかった。
アリーと多分1時間以上話しただろうか、だんだん落ち着いてきた私は自分の今までの行動をもう一度振り返ってみた。
日本人には察する文化がるため、断ったりするときにオブラートに包むのが礼儀だ。
その中でも私は特にお断りが苦手なたちである。
あと、私は極端に自己評価が基本低い人間だったため人が自分に興味を持つことに気づかない、又は気づいてもきっと気のせいだろうと考えてしまう人であった。
でももうこれははっきり誰がどっからどう見ても、何だか自分が望まない傾向に突っ走ってしまっている。
白黒、0/100、On/ Off……グレー、50/50、中途半端がいけない。
次の日から私は行動を改めた。
必要最低限以外はケビンとの会話をなくした。
キッチンで料理を作るときもパーカーのフードを被りイヤホンをつけ一点集中。
近づいてきても振り向かない。
何か言われても会話が続くような返事は極力しない。
というか目を合わせない!!
家賃の支払いのは手渡しだったので必ず他の人が払いにいくときに一緒にする。
こうやって書き出すとなかなか失礼なヤツだったな私。笑
けどこれくらいしないと私が嫌がっていたことに気付いてもらえなかったのだ。
この行動は極端であからさまだったけれども功をなした。
その後私への個人的な電話やアクションは無くなった。
そしてこの頃私にはもう一人のフラットメイトと仲良くなった、大学生だったリンダだ。
ある日ほぼ喋ったことのないリンダに一緒にスーパーに行こうと誘われた。
そして聞かれた、
『ケビンとなんかあったの?二人とも仲良さそうだったのに」
そうか、何にも知らない人にはそうやって映ってたんだなぁ。。。
私には落ち度はいっぱいだったなと学んだ2016年が終わろうとしていた。
ちなみに、この話を2年ほど経ってから通っていた学校の先生に話したら、
血相を変えて「それは家主という立場を使った立派なハラスメントだよ!今からでももし警察に行くなら自分も一緒について行ってあげるよ。多分彼は他にもNOと言えない子に同じことを繰り返しかねないから」と言われた。
それくらいオーストラリアではハラスメントや暴力、人種差別への罰則が厳しい。
ただ、時間も経ち、物的証拠もないし、家を追い出すと脅されたわけでもなかったし、
何より今更彼とコンタクトを取ることも嫌だったので特に何もしませんでした。
もうこれでケビンの話、おしまい!!