Australia から哀を込めて

真面目が日本を脱出し堅物脱却を目論む話

これから海外に行く人に言っておきたい注意点

このCOVID–19が落ち着いたら、海外にワーホリや留学に行こうと考えている、

予定している人もいるかと思う。

これからするであろう経験、見るであろう景色、出会うであろう人々に思いを馳せ

希望に満ちていることと思う。

仕事や学校を終え、出発前のちょっと浮かれポンチになっている、なるであろうあなた。

(はーい、経験者ここにあり。)

だがここで、一つ私が伝えておきたいなと思った話を。

 

 

 

 

 

私がオーストラリアで知り合った子に起きた話。

これからワーホリや留学で日本から飛び立つ人に、特に女子…いや男子にだって起こるかもしれないことなので、本当に、本当に気をつけて欲しい。

彼女は私と同じようにワーホリできて、私と同時期に同じように1ヶ月ホームステイをしていた。

同じエージェントを利用したはずなのに、彼女のホームステイ先は、私のところと違って…こう温かく迎え入れられてる感じだった。

ホストファミリーと一緒に食卓を囲み週末に一緒にお出かけやご飯を食べに行ったりなど。

話を聞いていても、牢獄に住んで具なしスープを飲んでいた私からしたらウラヤマだった。

 

 

 

 

 

 

あと1〜2週間でホームステイが終わるというある日、その子から突然メールがきた。

 

「た、たらこさん…今ホストファザーと家に2人なんですけど突然口説かれてお尻触られて、キスされそうになって怖くなって部屋に駆け込んで。でも鍵がないからドア開かないように椅子を置いて開かないようにしてます。もうすぐホストマザーと子供が帰ってくるはずなんですけど、すごく怖いです」と言った内容だった。

(※だいぶ年数が経っているのだ私も一語一句は覚えていないけど、そう言った内容だったと記憶している。)

 

 

ハグはウエスタンカントリーでは挨拶の一つであるからわかるが、

ケツを触るのは完全にアウトだ。

キスはラテンの人々ならするよ、チークキス。だけどそれは正直親しい人としかやらないと思うし、キスって言っても音だけって感じだし。

このお父さんのキスがどれにんハマるのかは見ていないから謎だけど、

多分そういう挨拶のやつではない方そうだった。

 

 

 

その後もその子から数回このホストファザーから触られそうになる、見せられる等のセクハラを受けたと言ったメールがきた。

私はその子と一緒にホームステイを斡旋したエージェントにいき、事情を説明。

エージェントの人は大層驚き、今までそういったことをされたというクレームは聞かれなかった言った。

その子とエージェントの人曰く、そのお家は側から見たら夫婦関係もうまくいっているようにみえ、かつ可愛いまだ小さい子供のいる絵に描いたような幸せそうな家族だそうだったそうだ。

 

今後は女子のホームステイ先の斡旋にはお願いしないことにするけれど、奥さんがとてもいい人だからこの理由を伝えられないと。

その子もエージェントの人も躊躇していたのは、伝えたら家庭を壊してしまうかもしれないからと。

 

 

 

 

これは私が直接受けたセクハラではないし、あくまでその子からの話なので正直詳細や事実はよくわからないし、結論は彼らが決めたので思うことがないと言えば嘘になるが、発言は控えさせて頂く。

ただ、私が言いたいのは、ホームステイ先って日本から遠く離れ、ちょっとまだ心細い時の海外の初めての安全であるべき砦の場所なのではないのか。

私のホームステイ先は窓もなく、料理も寂しい感じだったけど少なくとも危険を感じることはなかった。(まあ、私の場合その次のシェアハウスがね…)

そして、これは女子だけじゃなくて男子にも起こりうることだってあるかもしれない。

日本人、特に女子は海外から見たステレオタイプは、”押しに弱くNOと言わない”

日本人女子がいわゆる海外で”モテる”と言われる理由の一つでもある。

言い換えれば、迫ったら落としやすいと思われ、足元を見られている。

それは私のケビンとのやり取りの時にも大いに反映されていると思う。

 

 

 

 

国内、海外限らず自分の身を守れるのは、誰でもない自分自身です。

自分がされて嫌なことは絶対に流されずに”NO”と言いましょう!!

冗談ぽく流すのもやめた方がいい。それは”NO”とは捉われないから繰り返される。

察する文化あんまり通用しないから、海外!!

 

そして何か危険を感じたら、必ず信頼できる誰かに相談しましょう。

 証拠を押さえとけば(メールのやり取りとか会話の録音とか)

本当は警察に届けてもいいくらいだと思うよ、私は。

 

 

 

 

 ではその事を常に頭の片隅に置いて、楽しく安全に暮らしましょう。

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